地域伝統芸能全国大会福島大会 ふるさとの祭り2012〜まつりが結ぶ ふるさとの絆〜

みなさんこんにちは。
B4の水代です。

本日は、学生プロジェクトの一環として、先日訪ねた「ふるさと祭り2012in福島」についてご紹介したいと思います。

10月27日(SUN)
会場は福島県会津若松市 会津総合運動公園です。当日の天気はあいにくの雨模様で、かつ寒かったです。
とは言っても、観光物産コーナーや、ご当地グルメNO.1決定戦、地域伝統芸能披露、ものづくりフェア等々
様々な催し物があり、大勢の方々で賑わっていました。

地域伝統芸能の披露では、北は北海道から南は沖縄、台湾や韓国、海外からも公演に訪れていました。
中でも、地元福島や、宮城、岩手の被災地の披露時には、ひときわ大きな声援が送られているのが印象てきでした。
踊りの道具が流されたり、演じ手がいなくなったりと、多難を乗り越えての活動には、深い感銘を受けました。

そして、東雲でもお世話になった佐々木さんが保存活動を行っている「請戸の田植踊り」も元気いっぱいでした。

最年少はなんと5歳だそうです。少子化、更に原発事故での避難生活により、継承が難しくなっているそうですが、
佐々木さんからは、保存活動に対する強い意欲を感じ取るとともに、目にはうっすら涙を見て取ることが出来ました。


舞台裏も少しだけお見せします。(ちなみに関係者以外立ち入り禁止です。)


そして、保存会会長の渡部さんです。
前日、地域伝統芸能特別賞を受賞したそうです。地域伝統芸能活用センター名誉総裁として臨まれた、
高円宮妃久子さまから頂いた賞を、大変喜んでおられました。

困難な状況の中でも、伝統の継承に励む方々は非常に輝いていました。
自分の目で、生で見ることができたことは、非常に大きな意味があったと思います。

プロジェクトを通して、触れることができたことに感謝すると共に、
形ある成果を残すことが責任であると感じました。